我が家で契約しているプロバイダはソフトバンク光です。
IPv6を前面に押し出しているNURO光といったプロバイダーもありますが、ソフトバンク光もIPv6に対応しています。
ソフトバンク光でのIPv4からIPv6への手続きや、設定方法などを説明します。
どんな人に向けた記事？
この記事はソフトバンク光に加入中、もしくはソフトバンクにこれから加入を検討している方に向けて書いています。
さらに、以下のような方に向けて書いています。
- インターネットの速度に不満がある。
- オンラインゲームなどインターネット回線が早い必要がある
- 動画をストレスなく視聴したい
- オンライン会議やテレワークが多く安定したインターネット回線が必要
- 不満はないけどインターネットは速くしたい
筆者は回線が集中している時間帯にテレワーク中のオンライン会議をしているとよく固まることがあり、IPv6の導入の検討をしました。
IPv6とは
IPv6とはIPv4の後継となる次世代のインターネットプロトコルです。現在主流のIPv4と比較して、アドレスが128ビットに拡張され、膨大な数のアドレス付与が可能となり、IPv6では数的に地球上のあらゆるものをインターネットへ接続できるようになります。
IPv6はIPoE方式と呼ばれる、従来のPPPoE方式に比べてネットワーク終端装置の混雑の問題が解消され、安定した高速通信が可能になります。
なんだか難しそうだね。
別の記事でIPv6とIPv4について調べて、できるだけわかりやすくまとめてみました。
現在の契約状況を確認する方法
以下の手順でソフトバンク光の契約内容で、IPv6が有効となっているか確認することが可能です。
マイソフトバンクにログインして確認できます。
ソフトバンク光のS-IDでログインするを選択してください。
携帯回線とは別になっている点に注意してください。
ログインには４〜１５桁のS-IDとパスワードを入力します。
S-IDは契約時の書類に記載してあります。パスワードについては、変更していなければ、契約時の書類に記載がありますが、変更している場合は変更後のパスワードを入力します。
S-IDやパスワードでログインできない場合は、電話番号と、郵便番号、生年月日等でログインすることが可能です。
メニューに入ると以下のような表示になります。
アカウント情報の下の契約情報のページをクリックします。
IPv6高速ハイブリッドがご利用中になっていなければIPv6が有効になっていない状態です。
IPv6の契約方法
実はソフトバンク光でIPv6を使用するには、BBユニットが必須となっています。
IPv6は利用するのが無料ですが、IPv6を利用するためにIPv6のルーター機能を備えた、BBユニットをレンタルする必要があります。
料金：513円／月
通常のインターネット料金に加えこのレンタル料金を払って使います。
ソフトバンク光ではBBユニユニットが必要
マイソフトバンクのページよりオプションサービスとして申し込むことができます。
①マイソフトバンク オプションサービスのお手続きをクリック
②光BBユニットレンタルのお手続きをクリック
③申し込むをクリック
続けて画面に従って申し込みを進めればBBユニットが発送されます。
ちなみに、BBレンタルユニットは、不必要になったらいつでも契約を解除することができます。
試しに使ってみるというのでもいいかもしれません。
申し込み後の流れ
申し込みから1週間程度で自宅にBBユニットが配送されてきます。
BBユニットが届いたら、同梱の説明書を見ながら接続します。
光ケーブルが接続されているNTTの機器との接続については、自宅にある機種によって接続方法が異なります。
説明書をよく確認して、付属のLANケーブルで接続してください。
これで接続完了です。続いてWifiを接続します。
Wifiのつなぎ方
BBユニットにはあらかじめWifi機能が備わっていますが、BBユニットのレンタル費用とは別に「Wi-Fiマルチパック」というサービスに加入する必要があります。
有料（BBユニットレンタル費用含め1089円／月）で、こちらは必須ではありませんので、Wifiルーターを別で購入することをオススメします。
IPv6でつなぐ場合、Wifiルーターを「ブリッジモード」として接続します。
これでWifiまで接続完了です。
IPv6接続の確認方法
最後に接続した後、Wifi経由でIPv6の接続状況の確認をします。
ソフトバンクのホームページの中で、IPv6で接続ができているか確認することができます。
IPv6である場合は上のように「ACCESS via IPv6 Internet」のような記載が出てきます。
逆に「ACCESS via IPv4 Internet」となっている場合、正しく接続されていませんので接続方法を確認しソフトバンクに問い合わせをして見てください。
※ちなみに筆者の場合は接続後すぐにIPv6が有効になっていましたが、契約前に電話で問い合わせた時はIPv6が有効になるときに１週間程度タイムラグがある場合があるとのことでした。
実際に使って見た変化
簡単に、IPv6の導入前後でのインターネット速度の比較を行いました。
我が家でよくインターネットが遅くなりがちなPM１０時ごろに確認して見た結果が以下の通りです。
○IPv6導入前
○IPv6導入後
速すぎる！！！！！
予想以上に高速になりました。
その後も使っていますが、遅くとも常に100Mbps以上は維持されているようになりました。
高品質の動画を見ても全くストレスがありません！！
まとめ
- ソフトバンク光では+514円／月のBBユニットをレンタルするだけで、IPv6の高速インターネットを使用することができる。
- IPv6にすると圧倒的なインターネット速度と安定が得られる。
- BBユニットはいつでもオプション契約解除できるため、試しに使って見たい人にもオススメです！
